童具館 クムンダで遊ぼう!

童具館 クムンダで遊ぼう!

この見慣れない独特の形、一体何でしょう・・・。
さて、このクムンダという商品、20年以上前にデザインされ既に形としてあったものなのですが、やっとのことで商品化されました。
『ただの童具館版レールセットですか?』
いえいえ、そんなに簡単なものではありません。
でも説明はとりあえず抜き。考えるより先に手を動かしてみましょう。

という訳で、理屈抜きで遊んでみました。

まずはクムンダのセットの様子から。

童具館独特の木箱2箱で構成されており、こんな感じでびっしりパーツが入っています。

  • 童具館 クムンダ パーツ構成

クムンダの基本の『き』

目に留まるパーツから、手にとってみる事にします。

  • 童具館 クムンダ ちょっと触ってみる

これはレールにあたるパーツです。
レールとレールをつなげていきたいのですが、つなげる為にはいくつかのパーツが必要となります。
それがこの板状のパーツです。

  • 童具館 クムンダ ジョイントパーツ

この板をレールの端のスリットに差込み・・・

  • 童具館 クムンダ 組み立て方
  • 童具館 クムンダ 組み立て方

差し込んだだけではごそごそですぐ外れてしまいます。
どうしたものか・・・
ここで、とても魅力的な木製のボルトの登場です。

  • 童具館 クムンダ 木製ボルト

実は板状のパーツの穴にはメネジが切られており、ボルトでレールのパーツ同士を接続させる仕組みなのです。

更に!

  • 童具館 クムンダ 木製ナット 木製工具

この写真左側の茶色い物体は付属品ではありますがパーツではありません。
ボルトを回し、締めるための工具なのです。

こうやってクルクルと最後は少しキュッと閉めてみます。

  • 童具館 クムンダ 木製ボルト、ナット 取り付け
  • 童具館 クムンダ 木製ボルト、ナット 取り付け

実に気持ちよく1つ完成です。

レールから板状のパーツが突き出た状態になったので、2本目のレールをつないでみます。

  • 童具館 クムンダ 木製ボルト、ナット 取り付け
  • 童具館 クムンダ 木製ボルト、ナット 取り付け

どんどんつないでみましょう。

  • 童具館 クムンダ 木製ボルト、ナット 取り付け
  • 童具館 クムンダ 木製ボルト、ナット 取り付け

同じ方向に曲線のレールをつないでいくと・・・

  • 童具館 クムンダ 木製ボルト、ナット 取り付け

円が完成しました。

そして・・・

クムンダの真打登場!!

  • 童具館 クムンダカー

クムンダカーと申します。

レールの上にそっと乗せてみました。

  • 童具館 クムンダカー

走ります。レールはボルトで固定してありますので、持ち上げることも可能です。

  • 童具館 クムンダ

小さい子どもと一緒にする場合は親子でレールを持ち上げて、高くしたり低くしたり・・・
くるくるとクムンダカーを走らせましょう。

  • 童具館 クムンダ

お気付きの方もいらっしゃるのではないかと思いますが、このクムンダカーの両端のぽっちはもしかして磁石?

  • 童具館 クムンダカー マグネット
  • 童具館 クムンダカー マグネット

そうです。磁石なのです。

クムンダカーは連結できます。

  • 童具館 クムンダカー 連結

もちろん連結したまま走ります。

  • 童具館 クムンダカー 連結

このクムンダにはクムンダカーが3台付属しています。
さあ、思いっきりくるくる回してみましょう。

レールの高さも幅と同じ長さなので時にはハムスターのようにこんなことも・・・

  • 童具館 クムンダカー 連結

1つの円のレールだけでも親子で楽しく高くしたり低くしたりなんともいえない心地よいコミュニケーションが生まれます。
同じ道具で親子、家族のコミュニケーションがとれるという事は素晴らしいことです。
おそらく道具を介さず長い時間同じ話題でコミュニケーションがとれることは少ないのではないかと思います。
そんな時この遊びだけでもそうとう楽しいですよ。

さて、まだまだ続きます。
クムンダのレールを組み替えてぐにゃぐにゃと・・・

ちょっとだけ応用編

これらのレールは90度ずらしてもつなげることが出来るので3次元的なレールもこのとおり完成です。

  • 童具館 クムンダ 応用編

ばんばん走らせましょう!

そうそう、ここでちょっと注意事項をひとつ。
ボルトの頭はクムンダカーの走る面以外の面につくよう考えながら組み立てましょう。

でないと、

  • 童具館 クムンダ 応用編

あら、がっしゃーん!!



もれなく脱線してしまいますのでご用心を。
くむくむのようなパーツもセットに入っていますので、こんな感じで・・・

  • 童具館 クムンダ 応用編

橋脚に使えます。

使い方次第で手で持たなくても安心という訳です。

  • 童具館 クムンダ 応用編

ボルトを締めてレールをつなげ、クムンダカーを走らせて遊ぶ。
もちろんWAKU-BULOCK45シリーズと互換性有りの45mm基尺で更に遊びに発展があります。
この遊びの過程には人と人との大きなコミュニケーションが存在するのです。
ここまでじっくり遊ぶ事のできるレールセットは他にはないでしょ?
接続次第で3次元的感覚も知らず知らずに楽しめるのですよ。
レールを工事現場スタイルで《造る》ことができる感覚が気に入っています。

ちょっと補足

クムンダのレールをつなげるときですが構造的にも一番強くしっかりとめることが出来るのは下の写真のようにボルトを互い違いに入れることを基本にお考えください。
ただ、場合により同じ方向からボルトをさしたほうが遊びやすい場合もございます。

  • 童具館 クムンダ 応用編

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