バウハウスは1919年に設立された建築・芸術・工芸の教育と実践をおこなう総合芸術学校で、閉鎖まで14年という短い活動期間でしたがその後も世界中の多くの建築や工業デザインに影響を与えたと言われています。

この《Bauhaus Schachfiguren und Schachbrett/バウハウス チェスセット》はバウハウスで彫刻を教えていたヨゼフ ハートヴィックによって1923年頃デザインされたもので、究極までのシンプルなデザインはバウハウスを象徴するものといえるでしょう。
チェス駒とチェス盤のセットです。


■DESIGN:Josef Hartwig/ヨゼフ ハートヴィック

◆ヨゼフ ハートヴィック略歴◆
1880年ドイツ・ミュンヘン生まれ。
1921年から1925年までバウハウスで教鞭を執り、石と木の彫刻のワークショップを担当。
デッサウへの移転を機に、1945年までフランクフルトの美術学校で彫刻を教える。
戦後はフランクフルトの美術館で修復に携わる。
1956年永眠。