「数量への関心から哲学も生まれたという人もいるぐらい、思考力をつけるために数学的なものの考え方は重要です。しかし数量はなかなかイメージしにくい世界。例えば351という数を1との比較で思い浮かべるのは大人でも困難。
算数に落ちこぼれが多いのは具体的なイメージが描けないからなのです。
しかし、この
かずの木のねらいは
『数学とアートの融合』、遊びの中で結びつきます。」
(童具館カタログより抜粋)
この
童具館 かずの木 は、22.5mm角のブロックを1単位とし、1から10までの数を棒状のブロックの長さで表しています。それぞれのブロックの一面にはその単位数と同じ数の穴が開いており、そこにピンを差してビーズをはめていくこともできます。また、1単位が立方体なので、二次元だけでなく、三次元つまり体積の理解にも役立ちます。
かずの木 は
カラー と
白木 の2種類。
この《かずの木
白木》は色彩に惑わされず、数量を認識することを考慮して作られました。数を一定の規則に則って並べると、美しい形ができることを目に見える形であらわしてくれます。
付属のテキスト「遊びの創造共育法・童具編 『かずの木』」にはかずの木についての解説が書かれ、また楽しい遊びも紹介されているので、ぜひ参考になさってください。
楽しく遊ぶことによって何かを発見し、それを喜び、さらに探求する心が育つのを助けてくれることでしょう。
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