木のおもちゃ がりとん > がりとんの特集記事一覧 > 鉄道模型で遊ぶ。
レールをつなげてコースを造りその上に汽車や電車を走らせる。 この遊びは世の中に沢山の種類があり子供たちにも人気がありますが、これらには共通する点があります。 それは レールを思いのままにつなげ、理想のコースを作れることです。 もちろんバラバラにすると部品に戻り、またつなげると違ったコースが出来上がる。 子供は出来上がった満足のいくコースで汽車を走らせて楽しみます。 これらの遊びには電池で走るものと手で動かして自分で走らせるものがありますが、 はじめての汽車の遊びには私は手で走らせるもののほうが好みです。 これは電池で走るものも手で動かすものもコースを作るまでの過程は同じなのですが、 いざ走らせる段階になると汽車を電池で走らせるものは走らせてしまうと後はただひたすらそれを傍観するだけなのに対し、 汽車を手で動かすものは自分が運転手になったかのように運転手目線で床にへばりつき、 自分が最後までその遊びの中心で参加して楽しむことができるからです。 更にこの遊びは年齢が上がるにつれ経験を元にどんどん発展します。 基本的なレールと汽車だけから、やがてレールが増え、コースが複雑になり、汽車が増え、町ができ、 情景が少しずつ具体的になっていきます。 私の好きな汽車の遊びは自分で汽車を操縦できて遊びが終わるまでその運転は終わらず、 遊びの世界に入り込むことができる、 更にその世界を想像し遊びを広げることができる、こんな素敵な遊びなのです。 更に年齢が上がり 『より具体的なものが』 となったとき、これまで遊んできたセットではリアリティさに限界があります。 ではどうするか??? そんな時! 鉄道模型なんていかがでしょう? 動力は電気です。 ただ、電池で勝手に走り回るというものではなく、家庭用100Vにつなげた操作盤できちんと操縦ができるのです。 もちろんレールは自分でつなげてコースを作ることができます。 更にスケールがきっちり合わせてあります。 電車、汽車はもちろんのこと、建物や自動車、飾りの人や樹木にいたるまで、全てが同じスケールで揃えることができるのです。 スケールが揃うということは当たり前ですが遊んでいても違和感がまったくありません。 部屋の床でレールをつなげコースを作り走らせる遊びも、大人も充分楽しめる立派な情景レイアウトを組み上げるのも同じ部品やセットです。 同じ品物でも子どもには子どもなりの、大人には大人なりの遊びが鉄道模型には必ずあります。 鉄道模型は立派なTOYでありHOBBYでもあるのです。 鉄道模型にもいろいろなメーカーやサイズがありますが、 私のお勧めはドイツの鉄道模型 maerklin/メルクリン です。 理由は 『かっこいい!』 の一言です。 他には無い車両のリアルさ、またデジタル制御のため同じ操作盤から同じ軌上を複数台走らせることも可能です。 また車両により、ライト、汽笛、警笛、車輪の音、蒸気機関車に至っては煙を吐くシステムが搭載できるものもあるのです。 ものすごくかっこいいです。 もちろんコントローラーから操縦ができます。 更にこのコントローラーは音を鳴らしたりライトの点灯などなど遠隔制御もできます。 床に這いつくばって運転手目線でじっくり楽しめるシステムです。 鉄道マニアでなくてももちろん十二分に楽しめます。 何故なら、 斯く言う私もそんなに詳しく列車のことを知らないからです。 でも楽しんでいます。 『この蒸気機関車かっこいい。ところでどこ走ってるの?』 とか 『このディーゼルのエンジン音が私を呼んでいる。』 とか 『あっ!この特急乗ったことある!』 などなど 選ぶ基準はこんなところです。 しかし!それを手にすることにより実際の車両を調べ知識を得ることは可能です。 時には・・・ 調べてわかった世界情勢。 『へー!』 なんてこともあるのです。 遊びで世界を垣間見る。 ちょっと大げさですが遊び方次第で探究心は果てしなく続くのです。 ちょっとどころか実に素晴らしい遊び道具と思いませんか? メルクリン、まずはTOYとしての鉄道模型から始めましょう。
木のおもちゃ・木製玩具・童具館,ネフ社の積み木・ドールハウス・鉄道模型メルクリン|Copyright © 2002- Galiton. All rights reserved.