■「ゲームについて」
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実はこのホームページができる前から《おもちゃのはなし》に載せる最初の原稿は『絶対積木にしよう。』と思っていたんです。というより今こうして書いている最中も『やっぱり積木のほうがいいんじゃないかなあ。』と思っているくらい積木には人一倍思い入れがあるのですが、それでも悩んでしまうほど最近私の中でひそかに流行っているものがあるんです。
ゲームなんですよ。ゲーム。
といっても、なんとか王のカードゲームやテレビゲームていうんじゃなくって、小さなお子さん(ものにもよりますけれど3、4歳くらい)から大人まで一緒になって家族みんなで盛り上がれ、キャンプや旅行などにも気軽にもっていけるボードゲームやカードゲームなのです。
特に対象年令が《5、6歳くらいから》以上のものになると大人だけでも白熱するくらい面白いんですよ。
そこで今回はなぜゲームが思い入れのある積木と同じくらい面白いと思うようになったのかを説明しようと思います。もともと積木が好きな理由というのは、積み上げたときの造形的な美しさ、数学的、物理的に理にかなった美しさ、つんでいるときの充実感、満足感と、まあこんなところだったんです。でもそれは私の個人的な理由であり、《子供のおもちゃ》と
いう観点から見るということ以前にもっと大切な親子のコミュニケーションというものが大事なんですね。
積木遊びというのはたとえすごく良い積木でも子供が集中して一人遊びを始めるまでは必ずお父さん、お母さんが一緒になって遊んであげないと子供は興味を持たずに終わったり、つまらないものになってしまいがちです。
だから最初のうちは必ず一緒に遊んであげないといけないし、そうすることによって家族の会話が生まれて絆も生まれてくるような気がするんです。
私が大好きになったゲームたちもまったく一緒で、家族と一緒に遊ぶ!
というよりは遊べるんです。ゲームを大きく分けると
1.バランスをとったり考えたりするゲーム 2.うそをついても良いゲーム スティッキー
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3.すごろく的なゲーム 4.反射神経と頭の回転を要するゲーム
すすめコブタくん
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5.戦略的なゲーム
ガイスター
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と、このくらいはありますかねえ。
まだまだ種類はありますがどれにも共通して言えることは、
1.ルールが非常に簡単である。 2.○○家特別ルールなどルールを作ることができる。 など、トランプのような手軽さと柔軟性を持っていることが面白い理由なんでしょうね。
こんなに面白いゲームをたくさん作っているドイツはやっぱりすごい。
話によるとドイツではテレビを見る時間はあまりなくほとんどの時間をゲームや会話など家族の語らいに使っているそうです。
本当だったらやっぱりすごい。
今回の結論を言いますと、積木にしろゲームにしろ大人が使ってみて面白くないものは子供だって楽しくないのですよ。私が最近両方とも気に入っている理由はここにあるんです。
お父さん、お母さんもどうせ子供におもちゃを与えるのだったら
自分も十分に楽しむことのできるものを与えてあげましょうよ。
みんなももっと積木やゲームで遊びましょう。 学校や塾では決して体験できないもっと大切な何かが見つかるはずです。
そしてもっと良い家庭が作っていける気がするんです。