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maerklin/メルクリン Maerklin Tage/IMA2011に行ってきました 1日目


荷物の受け取りと乗車チケットの事で気を使い疲れたせいか、ホテルで倒れ込むように寝てしまいましたが、おかげで爽やかな朝を迎えました。
初日は快晴、気持ちよく行動開始です。
シュトゥットガルト中央駅に到着し、この列車でGoeppingenまで。

BR146でGoeppingenまで


移動すること20分。
Goeppingenに到着するやいなや、こんな貨物がお出迎え。

メルクリン貨車がお出迎え


やっぱりメルクリン、やることがかっこいいです。
駅構内にもいろいろな宣伝があり

Goeppingen駅地下道の広告


駅構内でこのイベントのチケットを販売していたので3日間のパスを購入しました。

Maerklin Tage/IMA2011チケットをゲット!


腕に巻いて両面テープで付けるタイプ、お風呂はどうするの?
なーんてね、
3日分3本色違いでくれるのです。
さて、Goeppingen駅は朝から熱気ムンムン、窯に火が入った機関車が沢山お出迎えしてくれる中・・・

DBの蒸気機関車その1 DBの蒸気機関車その2


後ろ髪をひかれる思いで駅から脱出、タクシーにて会場に到着。

Maerklin Tage/IMA2011 会場に到着その1 Maerklin Tage/IMA2011 会場に到着その2


早速会場内を見物したいところですが、今日は大切な約束があります。
でもって、大切な約束の待ち合わせ場所へ。

Maerklin Tage/IMA2011 待ち合わせ場所に到着


今だからお話しますが、
メルクリンの友の会?であるインサイダークラブに入会している全世界のお客様の中か
抽選で50名様にメルクリンの工場見学ツアー!!!
というキャンペーンがありました。
販売店として、
どうしてもメルクリンの工場が見てみたい!
どのような工程で出来上がるのか見てみたい!
の一心から、
「工場見学したい!」
コソッと営業の担当者に打診しました。
ダメもとで聞いた問い合わせに担当者からあっさりとOKが出たのです。
聞いてみるものです、良かったー。
これでお客様にまたいろいろなお話ができますもんね。

しばらくするとぞろぞろ人が集まってきて
メルクリン工場見学ツアーの責任者からお話があった後、バスに乗り込みました。

バスに乗り込み移動開始


バスに揺られ

バスに乗車中


目的地であるメルクリン本社に到着。

メルクリン本社に到着


ここメルクリン本社は営業、経理などの仕事から工場までが一つの敷地内にあります。
入口から中に入ると・・・
どーんと真ん中に大きな広場、それを囲むように建物があります。

メルクリン本社構内その1 メルクリン本社構内その2

メルクリン本社構内その3 メルクリン本社構内その4


テレビ局の取材なんかもありますが、係の人から説明があった後いよいよ入場・・・ワクワク
というところで!
やはり工場内の撮影は残念ながら禁止となりました。
うーん、なんとなく覚悟していたとはいえ、残念です。

しかしながら中の様子をご案内したいと思います。
1階は金型保管庫と鋳物工場となっていました。
金型は過去の製品すべてが残っているようで大切に保管されているようした。
鋳物工場では溶かした合金を型に流し込み、冷却後取り出し、バリを除去し、きれいにするところまでをおこなっていました。
2階に上がるとボディーのクリーニング、塗装、プリント、電気配線組み立て、最終組み上げ、外観チェック、電気的チェック、箱詰めを経路も無駄なく最短距離で次に送れるよう部屋が分かれていました。
この間何度か上がったり下りたりを繰り返したため、どのブースが何階だったかまではわからなくなってしまいました。
申し訳ございません。
この工程の途中で、部品やねじ、スプリングなどを製造している部屋もありました。
「?」
「うわーーーーっ!メルクリンってパーツをほぼ100%自作しているんだ!」
驚きです。
なんでも作っていないのは電気部品だけだとか。
とんでもなく小さなねじが時々あるのですが、これらもすべてメルクリン製だったのですね。
見学先で係の人から虫眼鏡を渡され小さなねじの完成度を見せられましたが、やっぱり自慢なんですねぇ。
私が驚いていたら係の人はニコニコしていました。
更に、あるブースでは大きなおばちゃんたちが細ーい筆でなにやら描いています。
「なんだろー?」
「!!!!!」
蒸気機関車のボイラーに塗装されているリングや横のラインなど、一つ一つ手で描いているんです!
しかも大きな手で!
いやぁ、これにはビックリしました。
部品も自社製、塗装、プリント、組み立ても自社製。
メルクリンのアピールポイントをまとめると
1.電気部品以外はねじやバネにいたるまで基本的に自社生産。
2.鋳物の加工技術が優れている。(後に表彰されていました)
3.細かい文字やラインもデカールではなく、塗料によるプリントもしくはハンドペイントである。
その手の掛けようと完成度を考えると
「やっぱりメルクリンは安いな。」
と納得、再認識する見学ツアーでした。
「ここからは写真撮影OKだよー」
と、最後に通された部屋はというと
メルクリンの社員食堂でした。

メルクリン社員食堂


なんでも好きなものを好きなだけ食べて良いそうで、
長い見学ツアーで腹ペコだったのですが
やはりここもドイツ、量が半端ではありません。
「それだけでいいのか?」
給仕のおばちゃんが笑っていました。
だってね、飲み物だって大きいんです。
小さいので1リットルのビンですよ。
大きいほうだと2リットル・・・
どうしろっていうの?

メルクリン社員食堂のランチメニュー


Goeppingen駅に集合している機関車もたくさん見ましたが、充実した1日目でした。

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