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maerklin/メルクリン はんだ付け超初めて講座


メルクリンでどんどん遊んでいきたいあなたへ。
ちょっとした組み立てや改造も自分でやってみると何ともいえない達成感があるものです。
「わたしは不器用だから」
「理系じゃないから」
いえいえ、思っているほど難しいものじゃありません。
要領さえ知ってしまえばちょっとの練習であなたの遊びが格段に広がります。
小学生でもちょっと頑張れば夏休みの工作で使えるほど簡単ですので、
これも遊びのひとつと考えて、ぜひチャレンジしてはいかがでしょう。



1.用意するもの

【はんだごて】
なるべく先が細くコンパクトなものがお勧めです。いわゆる電子工作用かな。

はんだごて


【はんだごて台】
こて先を掃除できたり整えたりできるものが一体化になっているものがあります。

はんだごて台


【はんだ】
ヤニ入りと記載されている糸はんだが便利です。

ヤニ入りはんだ


【ワイヤーストリッパー】
はんだ付けをするケーブルの被覆をカットするのにあると非常に便利。

ワイヤーストリッパー


【ニッパー】
各種ケーブルをカットするのに必需品

ニッパー


こんなところかな。
あとはラジオペンチなどあったらいいなと思うグッズも用意しておきましょう。
それでは講座のスタートです。



1.勘どころ

まず新品のはんだごての場合、こて先をはんだでコーティングすることから始まります。といってもこて先にはんだを当て溶かして流すだけですけどね。
はんだごてが温まったらはんだをこて先に当ててみましょう。溶けましたでしょ。

はんだが溶けた


できたら今度はクリーナーでゴシゴシしましょう。

こて先をクリーナーでごしごし


こんな感じでキラッとなったら準備完了です。

はんだごて先クリーニング完了


ではいよいよはんだ付けです。
今回はメルクリンのはんだ付けでよくあるパターン、被覆線と端子のはんだ付けをご紹介します。

まず、順序の解説ですが
はんだ付けを行う場合、特に被覆線など銅線なんかをつける場合は、付けたい材料の両方にはんだが付いていたほうがなじみやすく簡単に取り付けることができます。

1.被覆線の先をラインストリッパーで被覆を剥ぎ取りのぞき銅線をむき出しにして、こて先を数秒当てて銅線を温めます。

はんだごてで母材を温める


この温めが足りないとしっかりつきませんが、温めすぎても被覆線の場合は被覆が溶けてしまいますし、熱に弱い電気部品の場合は部品を破壊してしまう場合もありますので、このあたりの時間やタイミングは経験ですので練習して感覚をつかんでください。

2.ほど良いタイミングでこて先(材料とこて先の中間くらいかなぁ)にはんだをあててみてください。

はんだを流し入れる


はんだが銅線にすっと流れましたでしょ。

3.吸い込むように流れたら、はんだ、はんだごての順番で銅線から離しますと・・・

はんだコーティング終了


これでOKです。

次に端子にも同様にはんだコーティングをしますがこの後被覆線を取り付ける為、流すはんだの量は多めにしてください。
4.端子にはんだごてを数秒当てて・・・

端子をはんだごてで温める


5.はんだをはんだごての先に当てるように入れてみます。

はんだを流し入れる


6.こんな感じできれいに流れたら、そっとはんだごてを話します。

はんだ流し完了


端子の温めが不完全だとこんな感じで端子とはんだが馴染まないように盛り上がってしまいます。

はんだ付け不良、失敗です。


さて、次はいよいよ被覆線と端子の2つを取り付けます。

7.まずは端子にに付けたはんだをキラッと溶ける程度にこて先で温め、被覆線を差し込むように入れます。

端子のはんだに被覆線を差し込みます1 端子のはんだに被覆線を差し込みます2


8.被覆線を入れ込んだら、そっとはんだごてを基板から離し、 キラッと輝きのあったはんだが鈍い色に変わったら取り付け完了です。

はんだ付け終了


尚、被覆線を直接指でつまんでいると、熱が伝わってきて火傷の原因となりますので、ピンセットなどでつまみ作業するのがいいかもしれませんね。

ね?意外と簡単でしょ。
ぜひぜひ練習して工作名人になってください。


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